午前中は木工教室へ。まだまだ組継ぎの加工。本当は、小山のロブレで開催されている結城紬の展示会に行きたかったのですが、このところずっと風邪で、何だか辛い・・・、午後の遠出は取りやめにしました(ちとザンネン)。東京国際女子マラソン。Qちゃん、Team-Q、復活優勝みごとでしたね。
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スコッチボネット・収穫・第1号
木工教室から戻ったら、皆お昼を食べちゃったそうな。そこで、自分用に何か作ることに。そういえば、枝がポッキン折れてしまったスコッチボネット(写真)があったっけな~。枝は折れてしまいましたが、水を入れたコップに挿しておけば、スコッチボネットの実はしおれることなく元気に、長持ちしてくれます。記念すべき収穫第1号で作ったのは・・・
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ペッパーシュリンプ
このブログに、ジャマイカ料理のページdiaryと名づけているわりに、ジャマイカ料理を作るのは、久しぶりです(テヘッ)。このところ、寝る前にいろいろと眺めていた料理本の中から、今日は「HOT & SPICY CARIBBEAN」という本にある、Black River Swimp(ブラック・リバー・シュリンプ・・・原語はパトワ表記の料理名になってます)を参考に、キッチンのありあわせの材料で作ってみました。手始めに作るなら、少ない材料でできるので、オススメです。
まずは、スコッチボネットやハバネロといった、ホットペッパーの取り扱いについて。せっかくだから、タネもとりたいですしね(タネは、熟した実から取ってください)。辛さの刺激を防ぐために、ゴム手袋をします(大量に処理する場合は、ゴーグルで目も保護すると良いそうです)。まずは、半分にカット。あっ!タネも一粒切ってしまいました~(もったいない)。素手で切り口などに触ってしまった場合は、よく水洗いしてください。そのままの指で目をこすったりしちゃったら、アイタタ・・・大変です。
私は、タネが一番辛いと思っていたのですが、辛子に詳しい松島先生によると、タネがついている「胎座」というところが一番辛いのだそうです。取り扱いには十分気をつけてください。取り出したタネは、茶封筒にでも入れて、その辺にぶら下げて乾燥させたあと、ビニールの小袋に入れ、冷蔵庫で保存すると良いそうです。1年以内に蒔くなら問題ないし、条件がよければ2~3年は発芽可能期間が続くのだそうです(もちろん、時間が経つにつれて発芽率は低下しますが)。
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ペッパーシュリンプの作り方
<材料~本のレシピの量と違い、もっと少ない量で、適当に作ったものを基にしています・笑>
ブラックタイガー(小さいサイズが、らしいです・殻つき)10~12尾、にんにく1片(潰す)、スコッチボネット1/4個(タネを取って、粗みじんに切る。ハバネロでも可)、ネギの青いとこ15cm(小口切り)、粉コショウ小さじ1/3杯、タイム(ドライ、ホール)小さじ1/3杯、塩小さじ1/3杯、水200~250ccくらい(エビがひたひたになる程度)
<作り方>
エビ以外の材料を、直径20cmくらいの小鍋に入れて火にかけます。沸騰したら、さらに5分ぐらい、ぐっつぐっつと煮ます。そこに、エビを投入します。2~5分くらい煮て、エビが赤くなり、火が通ったらできあがりです。
本当は、粉コショウではなく、粒コショウ。タイム(ホール)ではなく、タイムの粉・・・ってレシピにはあるのですが、かまいません(というか、かまうもんか・笑)。量もお好みでどうぞ。
お皿に移すときは、エビについたスコッチボネットのみじん切りを除くと良いでしょう。写真では、煮汁も入っちゃってますが、エビだけ盛り付ければよいと思います。ブラックリバー名物のペッパーシュリンプ(その名の通り、ブラック・リバーで獲れる川エビが使われています)を買うと、ビニール袋に入れてくれます。煮汁などは入れず、エビだけ詰めてくれます。
久々に、スコッチボネットの辛さを堪能しました(汗出た~・笑)!めっちゃ懐かしかったです。少ししか使わなかったのに、舌にビリビリビーンとくるほど刺激的でした。辛いんだけど、やめられない、とまらない味です(笑)。
スコッチボネットのタネを譲ってくださったTさん、やっと収穫して、料理を作ることができました。ありがとうございま~す!!