23個目の絣を織っているところです。
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北風と宝島でした
それは、かれこれ20年くらい前のことです。東京エフエムで渡辺貞夫のマイディアライフをやってた頃。番組をカセットテープに録音しては、曲名も日付も書かずにそのまま聞いていました。テープには、女性の声で「北風と宝島でした」とナレーションが入っているのですが、結局それが「北風」と「宝島」なのか、「北風と宝島」なのか、ましてや誰が演奏したのかもうやむやのまま今日に至っていました。
ふと思い立って調べたところ、キース・ジャレットのアルバム「宝島」に、「宝島」という曲が収録されていることがわかりました。ということは「北風」という曲が存在するはずです。でも、そのアルバムには「北風」という曲は収録されていませんでした。
ところが・・・あるサイトで、アルバム「宝島」の商品詳細に「ノース・ウインド」という曲目表記があるのを見かけ、つまり「北風」が収録されているらしいことがわかったのです。他のサイトやアマゾンでは、「ノース・ウインド」がなく、別の曲名(ル・ミストラル)が入っているので、別編集のアルバムなのかと思ったのですが、アルバムのカタログ番号は同じ。曲名をわざわざ差し替えるようなめんどくさいことがあるのかしら???
そこで、ミストラルの意味を調べてみたら、「南フランス地方の乾いた北風」のことだとわかったのです。つまり、「北風」だったのです。さっそく中古CDを入手し聞いてみたところ、宝島はイメージしてたとおりの曲でしたが、ミストラルはカセットに録音されていた曲でしたが、私が探している曲ではありませんでした(こっちは、また捜索しなければ・笑)。
ところで、このアルバム「宝島」に、もう1つ気に入った曲を見つけました。もしかしたら、「宝島」よりも好きかもしれません。5曲目の「Introduction/Yaqui Indian Folk Song 」です。アマゾンではThe Impulse Storyというアルバムのページ(↓)で、触りを視聴できます。シンプルで美しい旋律。私が思うに、映画やドラマのエンディングに似合いそうな、そんな曲です。オリジナルのヤキ・インディアンのフォークソングも聴いてみたいものです。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000F8DTAA/ref=pd_rvi_gw_2/250-1890511-8128233