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地機で織る結城紬
29反目、1つめの絣を織っているところです。今日はタテ糸をしっかり吊ることができたので、ヨコまくらの出ない布が織れました。機屋さんで織り始めたころは、こういう問題がなかったのですが、自宅で織っているうちに、悪い癖がついてしまったようです。
ヨコ糸をしっかり打ち込みたかったら、タテ糸もしっかりと引っ張っておかなくてはなりません。タテ糸さえ、ピンと張っていれば、何度もヨコ糸を叩き込まなくても、糸はしっかりと入っていってくれるのでした・・・というわけで、この機で機織りフォームを修正しようと思います。
織り手と織機が一体になる勘所を模索中(笑)・・・でも、ほんとうにタテ糸の吊り加減で布の表情が全然違うのです。これは、地機ならではの醍醐味・おもしろさだと思います。はっきり言って、検査に合格しても、それは及第点の基準ラインでしかなく、布や絣あわせの味わいは、反物毎に個性があるし、布としての良し悪しもあると思います。
さて、結城紬製作の技術が、<昭和31年に重要無形文化財に指定されたが、平成17年6月に解除される。>という表記を見かけましたが、文化庁のサイトでは未だに指定リストに入っています。
http://www.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp
最新の情報は、どこを見たら良いのでしょう?ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。まず、織ってる私がこういうことを、きちんと理解していないといいう事がショックでして・・・。ただし、新ラベルの登場が平成17年で、重文の表記が消えていることを考えますと、見えてくるものがありますね。
帰りにJOYFUL本田でいろいろと見て歩きました。丸太の輪切りで手ごろなサイズがあれば、袋真綿から糸をつむぐ道具「つくし」でも作ってみたいなあと思ってます。
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水道光熱費~仕分けの言い訳
まだ続いてるのかい(呆)。水に関しては、水道管から出てくるものが水道光熱費で、容器に封入されているものはお茶・コーヒー・ミネラルウォーター含めて雑費(もしくは福利厚生費)じゃないの?勘定科目の定義もはっきりしてないのなら、ちゃんと決めたら?
http://m-words.jp/w/E6B0B4E98193E58589E786B1E8B2BB.html
http://mon-systems.ddo.jp/zei/siwake.htm#08 水道代の引落し
↑このサイトに、事業所と自宅で水道代を共用してるケースが出てきます。そして、コメントの中に、
『自宅ではミネラルウォーターしか使っていないから、水道代は全額必要経費だ!』
などと言ったところで、普通は通用しない。立証するだけの証拠があれば別だろうが。
・・・なんて、書いてあった(笑)。だいたい、ミネラルウォーターをほんとうに飲んでるかどうかだって、ウソっぽいし、ほんとうに飲んでるなら立証すべきでしょ。水道を引いてない事務所ならいざ知らず。無償の水道使ってるくせに。
適切に処理されてるっていうなら、何の問題もないんだから、証拠をそのまま公開してくれたらいいのに。内容を明かせない=隠すことがある、って言ってることとおんなじですよねえ。適切に処理されてないのに、法に則って報告を受理してもらえるのだとしたら、法が適切じゃないのでしょうね。この件は、どういう決着がつくのでしょう???