こんなこと思った~ジャマイカ料理のページdiary
2010-07-03T15:04:46+09:00
jamaicancooking
本場結城紬(地機織り)製織技術者。下ごしらえはゆっくり勉強中。手しごとのつくる・つかう・つなげるをキーワードに、その他、日々の思いを綴っています。
Excite Blog
2010年6月30日(水)
http://diarydiary.exblog.jp/14689127/
2010-06-30T22:53:00+09:00
2010-07-03T15:04:46+09:00
2010-06-30T22:53:39+09:00
jamaicancooking
日常
長年おせわになっているエキサイトブログさんで、
7月1日より記事(本文中)に広告が表示されることになりました。
そのお知らせがあったのは、6月18日。
広告が入る7月1日まで、あと12日しかありませんでした。
周知期間としては、とても短いと思いました。
いずれにしても、記事内への広告表示は、望まないサービスであるため
ブログの引越しをすることにしました。
操作に慣れ親しんでいるので、名残惜しゅうございますけど。
その間にも、ホームページ→ブログ→ツイッター・・・と、変化しましたね。
5年と5ヶ月、楽しいブログライフを提供していただいたエキサイトさんには
たいへんお世話になりました。感謝しております!!
↓ ↓ ↓ こちらが移転先でございます ↓ ↓ ↓
こんなこと思った~ジャマイカ料理のページ Part2
ひきつづき、よろしくお願いいたします。
・・・と、いうわけで、トマトの甘酢浸けの仕上がりレポートは、明日、移転先にて行ないます。
↓ ↓ ↓ 広告、入るようになりましたね(7月2日)。
せめて、
# by jamaicancooking | 2010-06-30 22:53 | 日常 | Comments(0) の下ならねえ・・
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2010年6月29日(火)
http://diarydiary.exblog.jp/14680381/
2010-06-29T15:41:00+09:00
2010-06-30T15:48:35+09:00
2010-06-29T15:41:04+09:00
jamaicancooking
日常
浴衣が届きました!さっそく羽織ってみました。
裄、よーし。身幅、よーし・・・ってことで、
また1枚着られる浴衣が増えました。
◎トマトの甘酢浸け
先日、出先でいただいて、
さっぱりと美味しかったので、
私もマネして作ってみました。
湯剥きしたトマトに
甘酢を注ぎます。
今回は黒酢を使ってみました。
トマトがすっかり浸ったら
冷蔵庫に入れ
2日間漬け込みます。
甘酢レシピは
ネットに溢れてました。
◎小腹に奉納
まさかのどーなつ(笑)!
おいしくいただきました。
ありがとうございます。
今夜11時からの試合、見るぅ?
サッカー・選挙・大相撲・・・最近のテレビの話題]]>
2010年6月28日(月)
http://diarydiary.exblog.jp/14672016/
2010-06-28T06:44:00+09:00
2010-06-28T23:09:51+09:00
2010-06-28T06:44:07+09:00
jamaicancooking
日常
きょう、お直しの終わった浴衣を発送しました、と連絡がありました。私が送って先方に届いたのは23日だったのですよ!納品予定は7月7日ごろと聞いていたけど、えっ、もう!?ってくらいのスピードでびっくりしました。ありがとうございます。
◎ペルー~ビール飲みの流儀
Peru's beer-drinking ritualと題し、ペルーに古くから伝わるビールの回し飲み作法をレポート。英語なんだけど、映像を見れば、どんな風に行なわれているか一目瞭然。ビールを買った人がグラスに注ぎ、ボトルは右隣の人に渡します。グラスのビールを飲みますが、飲みきらずに少しだけ残して床(地面)に落とします。これは、次の人のためにグラスを綺麗にするという他に、大地の神様に酒を捧げるという意味もあるそうです。そして、ビールを注いで空になってしまった人が、次のビールを買わなくてはならないとか。爆弾ゲームというか、ビール版ロシアンルーレットとでもいうのか(笑)。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/world/latin_america/10393327.stm
別のサイトで、この飲み方を説明している方がいました。
日本の「同じ釜の飯」ならぬ、ペルーの「同じグラスのビール」でしょうか(笑)。ボトルのビールのみならず、グラスまで皆とシェアするところがおもしろいですね。
ほんの少し、ネットサーフィンでペルーを見ていたら、やはりビールの飲み方や、「ねずみのまじない」について書いている方がおりました。
http://puente1uno.seesaa.net/article/95046424.html
・・・と、この記事をアップロードした時に目にとまった新たな記事が、滋賀・近江八幡の郷土料理「泥亀汁」。夏バテに良いらしい(笑)。我が栃木県の郷土料理シモツカレ(こちらは冬に作られる)同様、「見た目は悪い」らしいけど、レシピを見ると、なかなかにうまそう。
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1277187928330.html
ふと目にとまった映像レポートから、国によって、多種多様な民俗文化があるのだなあ・・・と、改めて発見のあった月曜日の朝でした。
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2010年6月27日(日)
http://diarydiary.exblog.jp/14665596/
2010-06-27T04:11:00+09:00
2010-06-27T22:10:45+09:00
2010-06-27T04:11:42+09:00
jamaicancooking
日常
生誕115周年記念特別企画展
「詩歌と版画の世界‐我は今 詩情を版画に託す‐」
開催中の美術館に行ってきました。投稿雑誌で北原白秋選や三木露風選となった詩・創作童謡なども紹介され、若い頃から詩歌の世界に親しんでいたことがわかりました。私の好きな「朴の花とポット」も展示されていました。その数点右手の「柿二菓図」の柿の色(図録では、なかなか再現が難しいようでした)や、「へた」の描写にも見入ってしまいました。ローマ字版初夏の風も良いですね。9月5日(日)まで開催。
1階で開催中の「拓刷りの版画家 笹島喜平 展」では、初めて「(木版)拓刷り(たくすり)」という技法を知りました。身体を悪くして、木版画を刷ってはいけないと医者から言われ、笹島が編み出した技法なのです(8月1日まで開催)。
◎猫背は語る
こんなふうに座られると・・・ 笑
もう、どうぞ!と言わんばかりに・・・
よく、「顔に書いてある」と申しますが
背中も饒舌なようです。]]>
2010年6月26日(土)
http://diarydiary.exblog.jp/14661215/
2010-06-26T11:56:00+09:00
2010-06-27T14:18:45+09:00
2010-06-26T11:56:10+09:00
jamaicancooking
日常
ワイヤープランツ × 水玉徳利
まあまあ、一杯・・・といって、
徳利で水をかける
◎充電中
デジカメの電池。午後、使うから。ところがまいった!昨日から探してるんだけど、充電器が見つからなくて。3軒ハシゴして、最後の店で展示品の付属充電器を売ってもらった。最初の1軒Yは接客中といって取り合ってももらえず、2軒目Kは取り寄せになると言われ取り付く島もなかった。本当に使いたいときには、3軒目みたいな店の対応はありがたいな、と思った。さすがカメラ専門店。
無事、充電済みバッテリーを携えて日光へ。
きょうは、宇都宮も日光も気温27~28℃で、蒸し蒸しして小雨模様。さほど違いを感じなかったなあ。
◎日光をいただきます
お祭り関連の会議を取材。会場となった割烹料理屋さんが、お食事を用意してくださいました。たけのこごはん(ハチク)、木の芽和え、きゃらぶきの煮物、鶏料理に湯葉料理、海老とししとうの天ぷら、親子風玉子焼き、左下の緑色はなに豆を茹でたものか?齧ると、パリっとした歯ごたえと同時に、素材の甘い香りが口に広がりました。別の小鉢には、甘酢につけたトマトも。地元の食材を使った、とてもおいしい手作り料理。和食っていいなあ。ごちそうさまでした。
そして、箸置きも日光らしく「神橋(しんきょう)」仕様。日光の漆工芸品。このお店のオリジナルだそうです。
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2010年6月25日(金)
http://diarydiary.exblog.jp/14659542/
2010-06-26T00:41:00+09:00
2010-06-26T01:01:46+09:00
2010-06-26T00:41:20+09:00
jamaicancooking
日常
AGカフェに行きました。
前菜(サラダ、ピンク色が目に鮮やかなビーツのムース、やしおポークとゴーヤを和えたもの)。
今日は夏の日のように暑かったけれど、ガラスの器が涼しげです。
前菜をたいらげたころ、ジュジュワジュワーというシズル音がテーブルに近づいてきました。ハンバーグランチのメインが運ばれてきたのです。アツアツ鉄板に乗ったハンバーグに、たっぷりの香味野菜を添えて、さっぱりソースでいただきます。ハンバーグがふっくらとした味わい。お口の中に広がるナツメグの香り。黒豆入りのごはんがついています。
デザートはグレープフルーツのムース、ストロベリーアイスを挟んだシュークリームの盛り合わせと、ドリンクはオレンジジュースを。窓の外に広がる木々の緑が清々しかったです。
ごちそうさまでした!
AG Cafe
http://www.t-meiten.com/shop/01/ag.php]]>
2010年6月24日(木)
http://diarydiary.exblog.jp/14650523/
2010-06-24T17:57:00+09:00
2010-06-24T21:33:35+09:00
2010-06-24T17:57:34+09:00
jamaicancooking
日常
今日は洗濯機を何回転もさせ、次々にベランダに干しました。おもしろいように洗濯物が乾いていました。梅雨の合間の貴重な晴れの日。
それから、めだかのベイビーたちを隔離。最初はガラスのお猪口で、お次は中華のレンゲで・・・すばしこいベイビー達を捕獲するには、小回りが効かないとね。20匹弱がお引越し。
◎黒豆もやし
一度、根元から切って、根っこが張り付いたスポンジを捨てずに水に浸しておいたら、こんなに芽が出てきました。一度きりで捨ててしまうのはもったいないですね。豆の生命力を実感しました。
夜、浴衣のお直しを頼んでいる和裁士さんから電話あり。身丈はこれ以上出ないそうですが、その他は直していただくことになりました。お互い納得のうえのお直し。到着予定は7月7日ごろ、だそうです。 ]]>
2010年6月23日(水)
http://diarydiary.exblog.jp/14646077/
2010-06-23T22:41:00+09:00
2010-06-23T23:54:22+09:00
2010-06-23T22:41:38+09:00
jamaicancooking
日常
きょうの三毛猫みーちゃん(仮名)。
きょうって・・・
ちょっとは
凌ぎやすいと思わない(にんまり)?
以上、全くあてにならない アテレコ
(ただ寝てるだけじゃないの?)
◎きょうの「清涼感」
ツワブキ × ドクダミ
◎きもののお直し
お直し依頼の浴衣、先方に無事届いたとの連絡がありました。また、お直し内容も見積もり通りでだいじょうぶとのこと・・・(縫い代が足りない!なんてことにならなくて)ヨカッタ。着物って、こうして着る人に合わせてサイズを直せるところがありがたいですね。]]>
2010年6月22日(火)
http://diarydiary.exblog.jp/14640457/
2010-06-22T23:41:00+09:00
2010-06-23T08:48:20+09:00
2010-06-22T23:41:20+09:00
jamaicancooking
日常
日光に出張。おべんとうを食べるために、サービスエリアの駐車場に入って、飲み物買ってなかったな・・・と自販機で水を買い、Ernest Cafeさんの移動販売車の前をとおりかかった時、日光天然氷のかき氷のメニューが目に飛び込んできました。
以前から食べてみたいと思っていた、日光天然氷のかき氷。アイスコーヒーでも買おうかと思っていたけど、予定変更!生いちごミルク600円をオーダー。お天気も良く、強い日差しがかき氷モードに拍車をかける。カフェの人が、キューブ型の氷を機械にセット。削られる氷の音を聞きながら心待ちに待っていると、「どちらでも良いですから、手の平をこう(上向きに)出してください」と、唐突に言われ、左手を差し出すと、そこに削り出されたばかりのかき氷が数片乗せられたのです。思わず、右手の指先で氷を触ってみました。ありがちな、みぞれ系のジャリっとした鋭い冷たさはなく、マットでソフトな感触。指先で揉むようにすると、まるで粘土のようにネチネチと固まってゆくのでした。そして、なかなか溶けませんでした。できあがったかき氷をクルマに戻って食べました。暑さで解けた氷と、生いちごソースと練乳とがないまぜになったところを、スプンですくって口に運びます。甘くてサッパリとしたおいしさ。また食べたい!
◎マッチ棒モドキ あるいは カニの目モドキ
この実
なんの実
気になる実~♪
◎ボクはココにいるよ!(←サザエさんのタラちゃんの声で)
わかるかな?
生まれ出た瞬間から、
周囲には、自分を獲って食うオトナが
うようよ泳ぎまわっている厳しい世界
がんばって生きるのだ
◎2日遅れの
父の日、出張で家に帰ったの遅かった。だから、「父の日は明日ね」なーんて言っておきながら、翌日料理したのは父のニガテな鶏料理。悪いことした・・・そんなわけで、きょうはケーキを買って帰りました。一番最初に父に選んでもらって、皆で食べました。
◎きょうの三毛猫みーちゃん(仮名)
きょうの宇都宮
最高気温30℃
ハァー、アッツーい!
やってらんないわぁー
これって岩盤浴(自虐的笑い)?
ぷぷっ!
ハッ!
な、なにみてんのよ~!
三毛猫みーちゃんは、前を通りすがる私を目で追っておりました
以上、全くアテにならない アテレコ ]]>
2010年6月21日(月)
http://diarydiary.exblog.jp/14631790/
2010-06-21T18:43:00+09:00
2010-06-22T00:00:31+09:00
2010-06-21T18:43:53+09:00
jamaicancooking
日常
蒸し焼きチキンのネギダレのせ
◎浴衣のお直し
自力では時間がかかりそうだし、仕上がりが不安。なので、今回和裁士さんに頼んでみることに。今日郵送しました。]]>
2010年6月20日(日)
http://diarydiary.exblog.jp/14621572/
2010-06-20T01:19:00+09:00
2010-06-23T10:20:37+09:00
2010-06-20T01:19:49+09:00
jamaicancooking
日常
近郊出張の途中で立ち寄った、
とある道の駅にて。
何ツバメかは、わかりませんが
間近でゆっくり観たのは初めて
全身黒白なイメージでしたが
顔はコゲ茶色でした
さて、このツバメが
何をしていたかというと・・・
きょうは、
たこやき たいやき
どっちにしようかしら・・・?
以上、全くあてにならない アテレコ
◎乗り換え
このブログ、来月から広告が本文中に入るらしい・・・ってのを6月18日に発表してた(笑)。なんで直前に発表なんだか・・・。そこで、別のところに乗り換えようかと検討し、googleのサイトで「google乗り換え」をクリックしたら、ほんとうの(交通機関の)乗り換え検索で、ちょっと笑えた。
http://www.google.co.jp/ig?hl=ja#max9
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2010年6月19日(土)
http://diarydiary.exblog.jp/14615697/
2010-06-19T02:36:37+09:00
2010-06-19T02:36:35+09:00
2010-06-19T02:36:35+09:00
jamaicancooking
日常
16日(水)に開催された紬織物技術支援センターで、センター長さんの挨拶の中で、「日本からユネスコ無形文化遺産の代表一覧リストに提案していた13件のうち、沖縄の伝統歌舞劇「組踊(くみおどり)」と、「結城紬(ゆうきつむぎ)」の2件だけが、事前審査の対象となった」と紹介されました。
ネットで見たニュース記事によると(下記アドレス)、昨年日本が提案した14件は、すべて事前審査の対象となって、そのうち13件がリストに記載されたそうだけど、提案の数が多く審査が難しいのか、2年目の今年、各国から提案された147件中、事前審査を受けることができたのは54件だったそうです。結果が決まるのは11月だそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20100608-OYT1T01042.htm]]>
2010年6月18日(金)
http://diarydiary.exblog.jp/14614395/
2010-06-18T22:38:00+09:00
2010-06-18T23:39:05+09:00
2010-06-18T22:38:52+09:00
jamaicancooking
日常
玄関先のメダカ鉢のおはなし。
昨日、水面をじっと見ていたら、マイクロめだか数匹を発見!
このところ、オトナたちは、たまごをくっつけて泳ぎ回っていましたから。
そろそろ生え出したようです。
いつになくすばしっこく動くおとなのメダカ。
チビ助たちを見つけると、パクっと食べてしまうのです。
水に半分つかった水草の葉の上の小さなプールや、
密集した茎の間にいるチビ助たちは、いまのところ無事ですが。
何匹生き残ることやら。
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2010年6月17日(木)
http://diarydiary.exblog.jp/14602884/
2010-06-17T01:34:00+09:00
2010-06-17T23:11:29+09:00
2010-06-17T01:34:56+09:00
jamaicancooking
日常
昨日食べちゃった。
ビルの谷間に沈む夕日を眺めながら。
ごちそうさまでした!
◎暑いのよ
いつもの通りのいつものガレージ。
ゆうがたの三毛猫みーちゃん(仮名)。
朝も同じところにいたけど、
座って何かを見上げてる横顔を見た。
何みてたんだか・・・。
しごと中、「自分の敵は自分」・・・きのうの講演で聞いたことを何度か思い出した。
◎最近の違和感
なぜか、ついったーボタンの 「t」 が 「ヒ」 に見えてならない件について(笑)。]]>
2010年6月16日(水)
http://diarydiary.exblog.jp/14602611/
2010-06-17T00:44:00+09:00
2010-06-17T05:04:57+09:00
2010-06-17T00:44:37+09:00
jamaicancooking
日常
平成22年度紬織物技術講習会に行ってきました。
会場は、栃木県産業技術センター紬織物技術支援センター(←名称長っ!)会議室。
演題は『紬織物の魅力と今後の製品展開』
講師は、(株)銀座もとじ 代表取締役社長 泉二 弘明 氏
そして、以下は覚書です。
男のきものを提唱する「もとじ」さんは、知っていましたが、泉二と書いて、「もとじ」と読むって知りませんでした(恥)。演題はともかく、講演の内容は、陸上の駅伝で一流を夢見ていたもとじさんが、大学1年の時に身体を壊してしまったところから始まりました。
自分の目標としていたこと、夢が叶えられなくなってしまった・・・そんな時、故郷奄美大島の母が鞄に入れておいてくれた父の形見の大島紬をふわりと羽織ったとき、「これからは着物で行け」と父が言っているかのような思いがして身震いした・・・と。そして、着物でやっていくからには、一国一城の主になりたい。それなら、銀座に路面店を出そう。それが目標になったのです。
でも、その為にはどうしたらよいのか、泉二さんは陸上で培った持ち前の粘り強さと、目標へのアプローチの方法を、うまく生かし、計画を立て、自分を信じて鼓舞しながら夢を実現させていったのです。24~25歳のころは当時は女性ばかりの着付け教室に通って3年間で留袖・振袖の着付けができるようになり、その技術は、早朝からお客さんに着物を着付けて出かける場所まで送り、着物を引き取って翌日には染み抜きという日々もあったり。始めは、呉服店としての信用がまだ無いので、最初は問屋さんから預かった商品を販売し、その日のうちに返却するスタイルから初め、人脈づくり、資金づくりを計画的且つ独創的に進め、独立して5年目に銀座に5坪の店舗を構えることができたのです。
そのお店が15坪となり、情報発信基地となり、商品を料理に例えるなら、最高の器になるようにプロデュースし、ものづくりの人達の顔の見えるオリジナル商品づくりを進めました。最近では、プラチナボーイを使った商品作りが記憶に新しいと思います。男の着物をやろうと考えたのは、その当時の呉服店(全国に30000点)は女性がターゲットだったから。最初は、男の着物なんて、と言われたそうですが、私は女物より渋い男物が好みだったこともあって、そんな頃からもとじさんは気になる存在でした(笑)。
プラチナボーイの商品には、研究した博士の名前と、養蚕農家、製糸、染め、織り・・と、ものづくりにかかわった人の名前が明記してあります(顔の見えるものづくり・トレーサビリティ)。泉二さんは、これら一連の工程にかかわる人達を、たすきで結ぶ駅伝に例えていました。
泉二さんの言う「作り手(作家だけでなく、養蚕農家から)をスターにする」ということは、それを「着る人もスターにする」ということであり、スターを生み出す創造的な仕事(演出)が出来ることで、泉二さんも輝けるのだなあ、と思いました。その力量で、掛値無し、値引き無し、適正価格での販売という呉服業界になかった販売方法を打ち出し、業界の常識を覆し、お客さんの支持を獲得し、「呉服業界の風雲児」とも呼ばれています。
講演を聞いていて思ったことは、目標設定がはっきりしていること、その目標を実現するために努力していること、(そして泉二さんの「最大の敵は誰ですか?」という聞き手への問いかけに、最前列で話を聞いていた結城紬織り子店ricoさんのメンバーが「自分」と正解を出したのも、お見事!と思いましたが)、その「最大の敵は自分」と気づいて、自分に勝つように努力してきた。そして、その努力を持続させるための思いの熱さというか信念の強さを持っている人なのだな、と感じたのでした。
「結城紬産地や、結城紬がこれからどうやっていったらよいか」
可能性というのは、まず、自分の中にあるのかな、と思いました。そう思える人たちが共鳴して繋がって、泉二さんが実現させたように、新しい物が創造できるのではないかと。それは結城紬に限ったことではないのだな、と思ったのでした。結城紬の産地も、がんばって。
講師の選定に、販売を得意とする人を選ぶのは正解だと思います。話すことがうまい。引き出す、伝える、その気にさせる・・・それを自分の実感として、自分の言葉として表現するので説得力があります(笑)。
作り手へのメッセージとしては、お客さんは色にとても敏感。だから、そうしたお客さんの欲するもの、現代の空気を、泉二(店舗)の空間で、本や雑誌で感じて知ってほしい。お客様層の集う、六本木、青山、銀座の町に立ってみて欲しい。その風景に溶け込むような着物を作って欲しい。結城の角帯はとても締めやすいので、そういうものをもっと作って欲しい(帯については、私も別の呉服屋さんから言われたことがあります。それもあって、最初に半幅帯を織ってみたのです)。また、自分で作ったものを自分で着てみて欲しい、着る事でわかることもある。こうした自己投資は必要ではないか・・・などなど。
・・・と語るご本人は365日着物。この日は、産地に敬意を表して着物は結城のベタ亀甲をお召しでした。伝習生が機織りする部屋を見学されていた時、着物は亀甲のベタのようでしたが、単(ひとえ)で光に透けて見えたので、素材は何かな?と思って、思わず今日のいでたちを説明して下さいとシツモンしてしまいました。薄物の羽織は、縫い代が見えないおしゃれを意識した仕立て、角帯は博多織りをはさみ結びにして。足元はもちろん足袋ですが、会議室だったので履物はスリッパでしたが。
こちらで紹介されるかな?
http://www.motoji.co.jp/news/President.htm
泉二さんは、年に一度、大島紬20点を選び、お客さんに人気投票してもらい、その結果の上位3反の作り手(チーム・・ここでも駅伝に例えて)を表彰しているそうです。そうした機会に、現代の買い手はどんなものを欲しいと思っているのかという時代を感じて欲しいという願いが込められているのです。この活動を、もとじさんは「故郷への恩返し」と呼んでいました。
「新しい時代の新しい着物店」~もとじのショップカードに記されたフレーズです。
独立して今年で30年!継続することは、並大抵のことではなかったと思いますが、
もとじさんは、この旗印に向かって、今日もアツく動き続けていました。
http://www.motoji.co.jp/corporate/Idea.htm
きょうの講演は、たくさんのヒントが詰まった楽しい時間でした。
泉二(もとじ)さん、いっしょに参加された息子さん、主催の紬織物技術支援センターの皆様に感謝、です。
※このリポートを結城紬・織り子店 ricoさんのサイトで紹介いただきました。いつもありがとうございます。
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https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
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