ひるやすみ、雨の中央公園を散歩、傘さして、歌いながら。
こんなに広い敷地を歩き回って、3人くらいにしか会わなかった(笑)。
雨の中の散歩もいいもんだ。
◎たとえば~ハモンを読む
午後は、今日から開催、栃木県立博物館の『平成21年度春季企画展
人文ミュージアム2009』のオープニング講座に参加。
中世・近世・近代の歴史部門、美術工芸、民俗部門、考古部門それぞれのみどころを解説。今回は、全体をひとつのテーマでくくっているのではなく、それぞれの分野が独自のテーマで見せる、いわばオムニバス形式。それだけに、全く趣の違う内容が幕の内弁当みたいに詰まっている。じっくり見ると、けっこうお腹いっぱいになると思う(笑)。そのためにも、学芸員による展示解説や、解説員による定時解説(午後2時~)を利用することをおすすめしまーす。
たとえば、実質的な刀狩だったGHQによる接収刀剣類から、栃木県ゆかりの刀工による11口(フリ)を博物館が譲り受けたそうで、今回は、鹿沼出身の鍛冶職人細川主税正義(ちからのすけまさよし)の作刀による4口(ふり)の刀剣が研磨を終え初公開されています。
その解説で「丁子刃」と「互の目」というわからない言葉があったので、ネットで調べているとき、今度は別の説明「みなさんが、美術館・博物館でご覧になるとき、刃を下にして飾ってあるのが太刀で、平安時代(12世紀)後期から室町時代初期まで、腰に佩(は)いて(=吊して)用いたものです。反りが高く、刃長はふつう2尺3寸~6寸(70~80cm)くらいあります。・・・」という説明を見つけました。確かに、今日見たものの中に、刃を下にして展示してあったもの、あれが太刀なんですね。飾り方にも様式が決まっているのでしょうか!?
しかも、刃紋(よく、刀のイラストを描くとき、刃になみなみ模様を入れますよね、そのこと)が見えるように照明に工夫をしてあるそうですよ。
互の目(ぐのめ):一定の間隔で整然としている刃紋。
丁子(ちょうじ):乱れ刃の一種で、チョウジの実を並べたような形状の刃紋。
参考(刃文いろいろ):http://www.shouzando.com/yougo2.htm
日本刀用語集はこちら→ http://www.nfa.co.jp/ag/glossary.html#ta
参考 刀:http://homepage1.nifty.com/saga-t/kappa/katana/katana-bunrui.html
参考 日本刀 wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%80
時代劇でサムライが刀を腰に差していたり、抜いた刀を振り回したりしてるけど、「刀でしょ」なんてわかったような気になってたけど、ひとくちに刀といってもいろいろ奥が深いし、展示を通じていろいろなことが読み解けるって思いました。
(つづく)
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横浜開港150周年記念 文明開化を描いた画家 川上澄生展(@横浜そごう美術館)
2009年05月09日~2009年06月07日
開催時間:10:00~20:00
会場:そごう美術館(横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階)
料金: 有料 (大人900円、大高生700円、中学生以下無料)
問い合わせ先:
そごう美術館 045-465-5515
URL:http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/index.html
公共: JR・京急・東急・相鉄・地下鉄横浜駅より徒歩3分
駐車場: あり (台数: 2200)
備考:入館は閉館の30分前まで
<文明開化を描いた版画家>
横浜に生まれた画家川上澄生(1895-1972)は生涯にわたり1000点以上もの作品を残しとりわけ文明開化期の横浜をこよなく愛した。本展では木版画、油彩、ガラス絵など約500点の作品を紹介し川上澄生の全貌に迫る。
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◎中国の中高生に流行ってる?いねむりがばれないシール
3月のニュースでした。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090319_snooze_cheet_seal/
国会中継でも、いねむりしてると思しき人がいますけど、そういう人もこのシール使ってみたらどう?