朝、いい天気。
三毛猫みーちゃん(仮名)に会う。
いい1日のはじまり。
◎銘仙絵ハガキ
アトリエ登夢さんのネットショップ「シンシアリー」、きょう開店です。
http://tom39.jp/
◎7年後
6年かと思ったら、7年でした(笑)。長いようでもあり、あっという間でもあります。
2002年に見かけた日光下駄にヒトメボレして、ずっと欲しいなあと思い続けていました。先月、県庁の伝統工芸展で、実演をしていた伝統工芸士の山本政史さんに注文した下駄が、きょう手元に届いたのです。鼻緒は柿渋と藍染めのキセル模様。出来上がりのイメージに楽しく迷いながら、鼻緒本体は紺白を合わせ、壺は臙脂色にしていただき、スッキリした下駄に仕上がったと思います。ありがとうございます。
山本さん曰く、鼻緒は、布だけの時、鼻緒の形に仕立てた時、そして下駄に挿(す)げたとき、それぞれに違う表情を見せるといいます。ちょうど、反物を見る印象と、着物に仕立てた時、身に纏ったとき、それぞれに違った表情を見せるのと似ていますね。
山本さんは、本日文化の日、栃木県立博物館で開催された「博物館へようこそ」の催しのひとつ「てしごと体験」で、竹皮による草鞋編み体験の指導にいらっしゃったのです。子供から大人まで、幅広い年齢の方が参加していました。
小学2年生の男の子は、自力で本体を編み上げ、最後の仕上げを山本さんにやってもらっています。山本さんが考えた体験用キットが、とても良く出来ていました。この下準備だけでも、大変だったろうと思います。
せっかくの機会なので、私も体験させていただきました。
つま先から編んでゆきます。
狭まりがちな幅は、何とか広く編めましたが、繊細にしたかった編み目ですが、実際は大雑把になりまして、自分らしさがとっても出ていると思います(笑)。
これが材料の竹の子の皮です。今日は、時間の関係で片方を編みました。時間がある時に、もう片方を作りたいです。
これまでは、布ぞうりを作ったことがありますが、当然ながら肌触りが全く違います。きょう受け取った日光下駄は、ジーンズや紬などの普段着のきもの、浴衣・・と、合わせてみたいと思います。
日光下駄・山本(栃木県伝統工芸品)