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湖畔の図書室
降って沸いた休日、日光にでかけました。まずは朝5時半に家を出発。先週末は、いろは坂を登るだけでも渋滞2時間と聞いていたれど、今日は平日。私のように、気の早い紅葉狩りの車数台がだまになって登ったけれど渋滞知らず。半月山展望台に向かう道のゲートの近くに来たとき、開門は朝7時と看板にあって、時計を見たら6時50分。ちょっと待たされるかな?と思いながら進むと、ゲートは開いていました。湖を見下ろす展望台から、それほど遠くないところに、もうひとつ展望台があって、そちらまで足を伸ばしてみたら、雲海のかなたに富士山のてっぺんが2cmくらい(つまり、ちょこっと)見えました。
再び中善寺湖まで降り、遊覧船のりば前の駐車場に車を停め、今日一番の目的地イタリア大使館別荘記念公園が開館する9時まで、車内で本を読んでいました。本から目をあげると、目の前は中禅寺湖がパノラマで見えて、まるで湖畔の図書室でした(笑)。
さて、9時をまわったので、湖のほとりの遊歩道を15分ほど歩いてイタリア大使館別荘記念公園へ。途中、散策し写真を撮ったりしながら進んだら、間違ってイギリス大使館別荘に入りそうになりました(笑)。イタリアの別荘(床板・家具・建具は可能な限り再利用し、復元されたものです)は、内装・外装とも壁や天井は、杉皮を組み合わせて作った、さまざまな模様で張られています。鉛入りの波打ちガラスは透明で、目の前に広がる風景を存分に楽しむことができます。使いかけのフィルムの入った一眼レフカメラを持って行ったのですが、この公園を撮ってる途中でフィルムは終わってしまいました(笑)。
大使館の別荘と聞いてイメージしていたものより、ずっと質素で簡素でした。でも、それは主のいない抜け殻のような建物だけを見ているからかもしれません。オススメの場所です。ただし、公開期間は4月1日~11月30日、入館には100円程度の寄付が必要です(値段は任意)。このあたりの紅葉は、おとといまでの2日間の嵐で、葉っぱが落ちてしまったそうです。でも、公園までの散策路には、地面に積もった落ち葉が土に返りつつあるのか、甘い香りがしていました。
ホームページ:http://www.nikko-nsm.co.jp/kanko/kankomenu.htm
そろそろお腹が減ってきました。中禅寺湖をあとにして、いろは坂を降り、清滝あたりに来たのは10時40分くらい。さすがにこれからいろは坂を上る反対車線は、車が数珠繋ぎになって渋滞が始まっていました。
レストラン明治の館についたのは、ちょうど午前11時。私が席についたときは、まだ空席がありましたが、食事を終える頃には座席はいっぱいに。早め早めに動いたタイミング良かったみたいです。食後は、9月26日から通行料が無料になった霧降高原道路を通って大笹牧場へ。その後、宇都宮への帰路もスムーズでした。特に、午前中は快晴で風も無く、お天気には恵まれました。
帰宅して、撮った写真を現像に出し、図書館に予約してた本をピックアップに行き・・・もう、眠たいです(笑)。さ、明日から26反目です~。