26反目のかしあげに機屋さんへ。1つめの絣を織っているところです。今度も100亀甲の飛び柄ですが、タテもヨコもオフ白!こんな色は初めてです。
◆
結城紬製織技術者1/4(よんぶんのいち)
おととい納品した24反目(通算25反目)は、今日が検査。無事に合格し、織り賃をいただきました。昨日、日光に出かけていた間も、納品した反物がちゃんと検査に合格するかどうか、薄紙のように頭の隅っこに張り付いていて(もう、納品してしまって、今さらどうにもならないんだから気に病んだって仕方ないと思っても)、気になっていました。
納品したときは、機屋さんが反物を手にとって、これだけしっかりしてれば打ち込みは大丈夫だ・・・って言ってました(たくさんの反物を見ているので、掴んだ感触で打ち込み具合がわかるそうです!)。でも、私が心配だったのは、ヨコ糸の打ち込み密度に検査でひっかかるようなムラがないかどうかでした。手織りですから、機械のように均一に糸を打ち込むことはできないし、手で紡いだ糸ですから太さそのものにもムラがあるのです。重さから見ても、良く打ち込んであるとのことでした。毎度のことですが、結果がわかるまで、やっぱりすっきりできません(笑)。
機織は100反が経験の目安と聞いたことがあります。1反を織る間に、織りの長さの目安になる4つの印(スミと数えます)が出てきます。100反織ることを1反の機織に例えれば、私は1スミを織り終わったというところでしょう(昨日の日光ドライブでのランチは、ちょっぴり1/4到達打ち上げも兼ねてました・笑)。ダルマ市で買って片方だけ目玉を書いていた小さなだるまに、もう片方の目玉を書きました(写真)。機織の4スミまで到達できるかどうかはわかりませんが(笑)、次のダルマ市には、ひとまわり大きなだるまさんを買おうと思います。
◆機屋さんから帰宅したら、松島先生から「農耕と園芸」11月号が届いていました。記事の写真にあったBusha Brownのジャークシーズニングは、私が初めてジャマイカに行ったとき、キングストンの空港で買ったものと同じです。私もこのジャークシーズニングの美味しさがとても気に入り、日本に輸入したいと思ったのです。実は、Busha Brownのブランドもウォーカーズウッドの工場で作られているので、味、いいですよ。(注・以前輸入していたこれらの香辛料は、現在取り扱っておりません)
◆朝4時40分、ハンモックで、網にかかったセイウチみたいな格好で目が覚めました。ゆうべは、夕食のあと、あまりの眠たさに「ちょっと失礼!」と毛布をかかえてハンモックに直行。すぐに眠ってしまったのです。耳の奥には日光の沢を下る水の音が残っているようです・・・と思ったら、雨が降っているのでした。
◆
ハムカツ
そんなわけで、結果を見られなかったので朝のテレビニュースで日本ハムが44年ぶりに日本シリーズ優勝を果たしたことを知りました。
◆
急がば回れ
高校必修科目履修漏れ。栃木県でも小山と真岡の県立高校でもあったそうです。来週から11月。3年生にとっては、これから受験までの時間は、砂時計の残りの砂がいっそう早く落ちてゆくような思いでしょう。世界史なんて、履修していたって現代史がおざなりだったと思うので、補修でどこまで学ぶことができるのか・・・受験に必要な科目だけに絞ったのに、履修不測で卒業が危ういだなんて、皮肉な結果ですね。
朝6時、どこのお寺かしら?鐘ついてます。