1(いち)ぽっかりは、消化済み・・・その一部は、こんな感じです。↓
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水が歌います
今日は水曜・・・水です!巷では水の話題で沸騰中(まだ決着しない松岡大臣・笑)。長距離ドライブのお供にピックアップしたCDたち。うち1枚がホール&オーツ。これ聴いてると80年代!を感じるけど、なぜかOne On One(アルバムH2O収録(http://www.amazon.co.jp/H2O-Hall-Oates/dp/B000002W6M)には古さを感じません。
H2Oのカセット版を、七里ヶ浜(鎌倉)に電車で遊びに行った帰り、江ノ電かどっか(たぶんJR鎌倉駅)の駅前に出てたカセット販売ワゴンで、シンディ・ローパーとチャカ・カーンのカセットとともに購入したと記憶しています(もちろん80年代の話)。ついでに、春だったのに日光浴した後の熱っぽいほっぺたの感覚や軽い疲れも思い出します(今日のCDはlooking backっちゅうベスト盤だったけど)。H2Oといえば、そう、水!何を間違ったか、私は最初、ホール&オーツは<H2O>というアーティスト名だと勘違いしていました。
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恵比寿三越
今日か明日か、どっちにしようかと思ったけど、今日行って来ました。天気はいいけど強風が荒れ狂ってまして、畑が広がるところでは、土埃が風景をセピア色に染め替えていました。いったい、トラック何台分の土が移動しているんだか。特に、利根川の土手の手前、堺町から五霞町あたりは、中国の黄砂現象ってこんな感じなのかな?と思うようなタイヘンなもので、畑の中にポツン、ポツンと建っている住宅は、ひたすら砂嵐に耐えているよう。昔からの農家には防風林がある理由がわかったような気がします。
3月(年度末)だから?あちこちで道路工事(消化事業?)。
日曜よりも、平日の方が渋滞が激しいみたいですね。恵比寿に到着したのは、午後2時過ぎ。展示会場に行ったら、亀ちゃんはちょうど休憩中。亀ちゃんを待つ間、同会場で木のバッグを出展している富沢麻子さんにバッグや小物の話を聞く。案内のハガキだけではわからなかったのですが、桂の木でバッグの本体を作っているのだけれど、持ってみると軽い。しかも、模様をペイントしてあるのかと思ったら、図案を彫刻して、そこにパテを埋め込んでいるとのこと。パテだけでなく、ビーズも埋め込んである。木でバッグといえば、持ち手のところが木でできてる木口(きぐち)なら馴染みがあるけど、本体に使ってもいいんだー!!と、目からウロコな体験でした。剥ぎ方について質問したり・・・いろいろ興味をそそられる作品でした。
亀ちゃんも、ほどなく休憩から戻り、懐かしく対面しました。今回は、初めて織ったという着尺の共布で作った袋物もありました。生地幅いっぱい端から端までグラデーションがかかっていて、タテ糸は9段階くらいに染め分けたのだけれど、思ったような仕上がりではなく、濃い方をもっと出したかったそうな。赤い色を出す紅露(クール)という染料は、石垣島と西表島でしか取れない植物なんだって。何度も亀ちゃんの展示会に行ってるけど、行く度に再認識することや発見があります。繭から糸を際限なく引き出すように、亀ちゃんの染めや織りの知識や経験を際限なく引き出せそうです・笑。田島隆夫の名前も、私が白洲さんとつきあいがあった地機織りの男の人・・・って言ったら、タジマさんでしょ、とするっと出て来ました。
手引きの絹糸に撚りをかけず、自然によろけた糸の味わい、自然の植物から引き出す美しい色・・・全工程をひとりでこなすには、手間隙がかかります。多分、私が想像する以上に。小説でも、布でも、読んだり観たりするのはあっという間に終わってしまうけれど。
ふと気付くと、展示場のとなりが、何やらさくら色です。見ると「清香園」!私がはまった盆栽ゲームを提供しているところです。桜の彩花盆栽がたくさんありました。お店の方が小さな盆栽鉢に苔を植え付けていたので、少し話を聞かせてもらいました。苔にも、光が好きなもの、そうでないもの、いろいろあるのだそうです。
http://www.seikouen.cc/index.html
実は、お昼抜きだったので、夕方AALAWIに寄って、久しぶりのジャークとライス&ピーズをおいしくいただき、白金のお肉やさん(昔々、わしゃアこの店の近所に暮らしておったのじゃ。この店の餃子の皮はフワフワと柔らかく、それはそれは美味しかったのじゃ。折に触れて、特にスーパーで買った薄っぺらの紙みたいな餃子の皮で餃子を作ったときに、この肉屋の餃子の皮が恋しくて仕方なかったのじゃ。じゃから、いつか買おう買おうと機会を待っておったのじゃ・・・つづかない)で、おいしい餃子の皮を一袋(しか残ってなかった!)買い、東京タワーのふもとを通って宇都宮に戻りました。
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深夜の音楽会
チャンネルを変えてたら、オーケストラが映っていました。あの指揮者は・・・下野竜也さん?おととし、地元の第九合唱団のコンサートで下野さんが指揮したんです。いつもの曲が新鮮に聞こえて、強烈に覚えていました。昨年から読響の正指揮者に就任しています。そのエネルギッシュな指揮ぶりは、今日のテレビでも存分に映し出されていて、右のサスペンダーが外れてしまったほどの「新世界」でした(笑)。下野さんは、いつもクスッとさせられるようなキャラクターだと思います。後半はシュニトケの作品を演奏したのですが、作曲家紹介のところで、「上半身は燕尾服で、下半身は海水パンツを穿いてるような」と言ってました(くすっ)。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/conductors.htm