風邪のことを無視して機織りしてたけど、慣れ慣れしくべったり張り付かれ、立ち去る様子が無い!首から上がおかしい。リンパ腺が腫れてるし、うっかり咳でもしようものなら、1回じゃ済まないフルフル不安な状態。汗が出たり、涙目っぽくなったり、アタマは重いベールで脳みそを包まれているようだし、キシキシ痛い。だから風邪なんか引きたくなかったんだ、オオストラリアの風邪なんか嫌いだーーー!
機屋さんが待っているから、1日も早く織り終わしたいな。
◎新宿コマ劇場 年内で閉館
高校2年の時から、小川亜矢子先生のバレエレッスンに通いました。当時は新宿コマ劇場の一角にある新稽古場をメインに使っていました。真夏の蒸し暑い日は、窓を開けても風ひとつ入ってこなくて息苦しく、「一涼の風、一涼の風・・・」と心の中でうわごとのようにつぶやいて外を見るのですが、場所柄(?)なのか、せっけんのような匂いがいつも漂っていました。
時々「4階稽古場です」という日があり、コマ劇場の楽屋口から、時代劇のかつらが並ぶ床山さんを通って、奈落のエレベーターに乗って4階にある稽古場に行ったものでした。ある日、エレベーターを降りて、乗り合わせたレッスン仲間に「今、乗ってた人、喜劇俳優さんだよ(由利徹)」と言われて、自分が全然気付いていなかった、なんてことを思い出します。更衣室として使っていた薄暗い場所は、劇場の音が良く聞こえるところで、山口百恵や美空ひばりの歌声が聞こえたものでした(齢がバレる)。その後、亜矢子先生のスタジオが六本木にできるまで(現在は、青山ベルコモンズ内)、歌舞伎町に週2~3回通う日々でした。しかし、歌舞伎町ってのは、地方都市の高校生には刺激の強い街でした。私が専ら立ち寄っていたのは、コマ劇場西側のジューススタンドや、マクドナルドでしたけど。
演歌の殿堂と呼ばれるコマ劇場ですが、ジェロがステージに立つ機会はあるのかな?と、ふと思いました。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080528-OYT1T00578.htm?from=main1