◎JAPAN BLUE~藍
長い夏休みも、そろそろ終わりのようです。今日は機屋さんから無地のヨコイトが届きました。包みを開けると、先日納品に行ったときに延べてあった、薄い小豆色の糸ではなく、良く漬けた茄子の皮のような深い藍色、ビニール袋の口を開くと、本藍特有の香りがぷんと鼻をつきました。
納品の時に話していた藍染めの機だー!窓辺に行って、自然光にあてて糸を良く眺めてみました。機屋さんでも、わくわくすると言っていた本藍の深い色合い。草木染め、藍染めのものを織ることは、私にとってはあこがれのひとつです。織り仲間がブログで書いていたように、機道具も、それから指先も青くなるのかな?
本藍染めの浴衣を仕立てるのに、和裁教室に通っていた頃(引越しのため方片袖まで縫ったところで頓挫)、藍が定着しきっていない生地にふれると、指先がうっすら青く染まって血色の悪い人のようでした。
化学染料の導入によって、より細かく複雑な絣柄の染めが可能になり、今まで織ったすべての機は化学染料で染めたものでした。最近、藍で染めるという話を耳にするようになり、原点回帰(もともと結城紬も藍染めでした)というか、藍の良さが見直されているのでしょうか。結城紬の産地で私が知っている紺屋さんは2~3軒かと思っていたのですが、栃木県小山市だけでも、紺屋さんが11軒ほどあるという話を聞きました。思ったより多いです。
布の色は、ヨコ糸だけでなく、タテ糸と織り合わせる「織り色」となってはじめてわかるので、今からかしあげるのが楽しみです。その間、ヨコ糸を管に巻いて待つことにしましょう。
◎懲りないワタシ
使うほどツヤ かごバッグ。新聞記事は私にタイムリー。ま、時期的に自然素材の編みかごはタイムリー。
先日、挫折した網代編み。珈琲たまりばの帰りに立ち寄った100yen shopで、竹皮の束を買っていました。かご編みの本も図書館から借りてきています。今度はできるかな?
◎夏野菜をいっぱい食べよう
親戚から大量にいただいたトマト、茄子、きゅうり、木工教室のクラスメートからいただいたズッキーニもびっくりの巨大きゅうり。冷蔵庫の野菜室はパンパン。そこで、野菜をたくさん使うラタトゥイユを作りました。土用の丑の日なので鰻も。